あけぼ乃 Akebono
 
 - 和菓子
 
  
  
  
  
 「すし嘉」は、約半世紀にわたって地域で愛されるお寿司屋さんです。寿司ネタは、鮮度にこだわって市場から直接調達。県内の契約農家から届くお米を使ったシャリは、口に含むとふんわりとほどけ、新鮮なネタのおいしさや食感を引き立てます。
ひつまぶし風の鰻丼やとらふぐのてっちり鍋といった季節ごとの限定メニューや、ケーキに見立てたデコレーション寿司など、「お客様に喜んでもらいたい」という思いとアイデアが詰まった料理の数々は、味はもちろんのこと見た目も華やか。中でも、お寿司に三輪素麺と揚げ物がセットになった「すしプレートランチ」が人気です。店内にはテーブル席のほか半個室のお座敷席もあり、基本的には昼営業のお店ですが、事前に予約すれば夜の宴会も可能。4~5人からの貸し切りも対応してくれるので、友人同士の集まりや家族での団欒にもぴったりです。
店主は、調理師学校を卒業後に料亭や寿司店で修業し、1978年にすし嘉を創業されました。当初はショッピングセンター内に店を構える持ち帰り専門店でしたが、約30年間の実績を積んだ後に独立店舗として移転。仕出しや出前のほか、店内でも食事ができる現在の形態をスタートしました。長い料理人生は山あり谷あり、大変なときもあったという嘉造さん。その中でもここまで続けてこられたのは、お客さんに「おいしい」と言ってもらえたときの喜びがあったからだと振り返ります。
そして、2020年からは月に数日、店主の娘さんが手掛けるランチとスイーツのお店「Osushiya Café SUSHIYOSHI」としての営業もスタート。韓国料理を主とした月替わりメニューを完全予約制で提供しています。
メニューは調理師免許を持つ娘さんが何度も韓国に通って考案。本格的でありながら日本人の口に合いやすいよう優しい味にアレンジされ、県外からリピートする方もいるなど、女性を中心に人気を集めています。店を持ちたい娘の夢を応援する父と、長年愛されてきた父の店を手伝う娘。父娘がそれぞれに好きと得意を活かし、協力し合ってお店づくりをされています。 老舗寿司店と聞くとなんとなく構えてしまいますが、すし嘉は明るくすっきりとした雰囲気の店構えと店主一家の気さくなお人柄で、とても親しみやすいお店です。「おいしいお寿司が食べたいな」と思ったときは、ぜひ一度訪れてみてください。
0745-63-2730