淨宗寺 Joshuji Temple

西御所の真ん中、御堂魚棚町にある淨宗寺(じょうしゅうじ)は、通称「西の御堂」と呼ばれる真宗大谷派のお寺です。慶長7年(1602年)、本願寺の第12代門主だった教如上人によって兼帯所として置かれたのが始まり。当時の布教活動における重要な拠点だったのではないかと考えられています。

その後、元禄3年(1690年)に、東本願寺第16代門主である一如上人が巡教に訪れ、「護国山教如院淨宗寺」と名付けられ、櫻町天皇の時代には国家泰平を祈って碑塔が安置された(現在は消息不明)記録もあるそうです。

門主が訪れ、碑塔を安置し、御堂や兼帯所であったことから、かつては広い敷地があった可能性があり、また「脱教所」と書かれた看板が残っていたことから、脱教師(前座と呼ばれる弟子を連れて扇子を片手に高座で話をする人)が説教をする寄席のような場所でもあったようです。

現在の住職・畠中光炎さんは陶芸家の顔も持ち、まちづくりにも積極的に参加する方。「お寺は人が集うための場所やと思ってます。溜まり場になってほしいです。なかなか入りにくいと思うんですけど、いろんな人に来てもらって、くつろいでほしいですね」と話す言葉通り、お祭りやヨガ教室、団体の会議なども行われる、まちに開かれたお寺です。

Information

住所

御所市1136