井ノ上 昇吾 Inoue Shogo 「井上天極堂」5代目代表取締役社長。吉野晒の製法はそのままに、時代に合わせた変革を進め、葛の魅力の発掘・発信にも取り組んでいる。また、山のネットワークを活かし、御所市内でも農家さんと協力して葛事業を葛地区の活性化にもつなげていきたいと考えている。
太田 安紀子 Ota Akiko 大阪生まれ奈良育ち。大学で文化人類学を専攻。多文化共生について学び、博物館学芸員資格も取得。所属したNGOでヒマラヤ・シェルパ族出身の夫と出会い、結婚。2009年に御所市へ移住し、現在は夫の会社「カルマ・フォレスト・ケア」の広報などを手伝いながら、3人の子育てに奮闘する日々を送る。
奥野 和樹・竜成 Okuno Kazuki & Ryusei 御所市佐味で「株式会社奥野ファーム大和」として農業を営む親子。共に御所市生まれ御所市育ち。消防士を早期退職し農業の道へ進んだ父と、自動車整備士を経て親元就農で農業を始めた息子で、中山間の農業や地元を守るため、日々奮闘中。
片上 公美 Katakami Kumi 1961年、西吉野村(現五條市)生まれ。五條高校卒業後、大谷女子大学で演劇にはまる。大阪の法律事務所で事務の仕事をした後、御所市の小学校教師として4年ほど勤め、1993年に結婚。3人の子育てに奮闘しながら、商品開発やワークショップなどを通じて嫁ぎ先である「片上醤油」を支える日々を送る。山麓地域を盛り上げる団体「エコリゾート御所郷」メンバー。
カルマ・ギャルゼン・シェルパ Karma Gyalzen Sherpa ヒマラヤ山岳民族「シェルパ族」出身。御所市に移住して15年。ヒマラヤ山岳ガイドの国家資格を持ち、各国の旅行客のガイドを多数経験。日本のNGOスタッフとしてネパールの僻地支援も行う。林業家として各地で森林保全に取り組み、危険木を扱う「特殊伐採」事業も展開している。
北村 雄太郎 Kitamura Yutaro 1985年生まれ、橿原市出身。和菓子屋「虎屋菓舗」の三代目。幼少期からの夢であった和菓子職人として、祖父・父の昔ながらの手作り製法の技術と想いを受け継ぎ、より多くの人に喜ばれる和菓子のおいしさを追求するため日々、奮闘中。
後藤 敏子 Goto Toshiko 「古墳カフェMidoro」オーナー。御所市で生まれ、自然いっぱいの中で育つ。保育士資格を取得し、保育士として15年働く。陰陽調和料理「重ね煮」師範免許を取得し、「とっ子のなないろごはん料理教室」を開催。2022年11月に「古墳カフェMidoro」をオープン。
高村 るり子 Takamura Ruriko 御所市生まれ。Tegami Cafe 責任者。子どもの頃からお菓子やパン作りが好きで、人に頼まれることが多々あった。数々の出会いに恵まれ、2015年に地域の仲間とともに「郵便名柄館 Tegami Cafe」をオープン。料理を通じて、作って食べることの楽しさを伝えている。
谷口 明美 Taniguchi Akemi 1969年、大阪生まれ。30年にわたる会社員生活を経た2020年、明治20年創業の「葛城酒造株式会社」を第三者事業承継し、代表取締役に就任。葛城酒造の看板銘柄「百楽門」の味を守るべく、経営と酒造りに日々奮闘中。
中尾 広道 Nakao Hiromichi 1979年生まれ、大阪市住吉区出身。2013年に友人の映画撮影を手伝ったことがきっかけで、自身でも映画制作を始める。2019年、制作した『おばけ』がぴあフィルムフェスティバルでグランプリ、フィルマドリッド最優秀賞(スペイン)などを受賞。
畠中 光炎 Hatanaka Koen 1974年生まれ、京都市山科区出身。高校卒業後、陶芸の仕事に従事。2005年、御所に移り住み、真宗大谷派「淨宗寺(じょうしゅうじ)」の住職となる。団塊ジュニアのゴロピカドン世代。血液型A型、好きな色はオレンジ。動物占いは「黒ヒョウ」、MBTI診断は「主人公」、座右の銘は「月並みこそ黄金」。
福田 香谷 Fukuda Kaya 御所まち出身。マカロン専門店「patisserie petit ami」オーナー兼パティシエ。「なるべく口に入れるのは自然なものを」と言う両親のもとで育てられる。調理師専門学校で1年、京都の洋菓子店で7年、菓子作りを学んだ後、渡欧。フランス、ドイツの洋菓子店で勤め、帰国後は両親の闘病、子育てなどを経て2023年11月に御所まちでお店を開業。誰かの笑顔を作りたいという思いで、日々菓子作りを続けている。