葛上中学校は、昭和33（1958）年に旧名柄中学校と旧葛城中学校を統合して創立しました。学校教育目標である「自立貢献」を実現するため、「やってみよう」「伝えよう」「認め合おう」を合言葉に、生徒と生徒、生徒と教員が深くつながることを目指した教育活動が行われています。

礼儀正しく、挨拶できる生徒が多いと評判の学校で、掃除を熱心に行う様子は学校の伝統となっており、授業面では、近年は特に「わかる授業」の創造と基礎学力の向上、道徳教育・人権教育、情報教育、読書活動等の推進に努めています。

校舎は葛城山・金剛山の麓の高台にあるため、建物3階からは市内はもとより大和高田、橿原、天理の方まで見渡すことができるほど眺望は抜群。全校生徒56名（令和5年現在）の小規模校であるため、学年を超えてみな仲が良いことも特徴です。

また、生徒会主催の「カツ☆フェス」では、パソコンなどのICT機器を駆使して謎解きゲームを実施するなど、ユニークな取り組みも行われています。体育館の改修工事が2023年12月に終了したことを受け、体育館で練習に励む部活の生徒たちは特に張り切っているそうです。