御所市のあらまし About City

Overview

御所市は奈良県中部西側に位置する田園都市。市内西部には、まちの象徴とも言える金剛山と葛城山が南北に連なり、その山麓には棚田がある農村風景が広がります。北部の幹線道路や駅周辺に市街地があり、南東部は小高い丘陵地や平地となっています。

県内では葛城市・ 大和高田市・橿原市・五條市・高取町・大淀町に接し、西側は大阪府の河南町・千早赤阪村と隣接。 大阪市内までは電車で約40分、関西国際空港へは車で約60分という場所にあります。市となったのは昭和33年。御所町を中心に葛村、葛上村、大正村の4ヶ町村が合併して誕生しました。市内を流れる葛城川に「5つの瀬」があったとする説や、第5代孝昭天皇の御諸(みむろ)が「御所」に変わったとする説が御所という名前の由来として有力です。

観光地としてはススキやツツジなど、四季折々の自然が楽しめる葛城高原や、金剛登山、多くの史跡に出会える葛城古道などが人気。シーズンは多くの人で賑わいます。

人口

24,253

令和4年7月現在

面積

60.58

市としては県内6番目の広さ

地目別の土地面積割合

約半分の土地で居住や農業等が可能

月別平均気温・降水量

【平野部(奈良観測所)】
【山間部(五條観測所)】

北部の平野部と比べて平均降水量は山間部の方がやや少なく、気温も約1度から2度程度低い

※データはすべて『統計からみた 御所市のすがた 令和4年度改訂版』を参照

Four Seasons

Industry

産業大分類別事業所数

全産業売上高(企業単位)大分類 平成28年

御所市の産業をデータから見てみると、事業所の数は卸売業・小売業が最も多く、製造業、サービス業と続き、これら3業種で全体の約6割を占めています。製造業の事業所数203は全事業所数の19.4%であり、奈良県全体の製造業の占める割合10.0%と比べて高くなっています。宿泊業・飲食サービス業の事業所数61は全事業所数の5.8%であり、奈良県全体の宿泊業・飲食サービス業の占める割合11.4%と比べて低くなっています。

そのほか、全体の数としては多くないものの、全国から注目を集める酒蔵や醤油蔵などがあり、サンダルや薬の産地としても知られています。また、特に山麓エリアを中心に農地が豊富で、「ごせブランド」の認定制度を設けるなどしながら、農業生産者を盛り上げる取り組みも行われています。

※データはすべて『統計からみた 御所市のすがた 令和4年度改訂版』を参照